【伝説の猫/マイケル】最終章/伝説の猫

query_builder 2024/10/21
ブログ
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みなさまこんばんは。


今回で【伝説の猫/マイケル】の物語は完結になります。


もともと前に作っていたホームページをリニューアルした際に

サイトを私のブログの場所にして綴ったのですが

私の性格上『全然更新しない』三日坊主野郎だったので

1章を描いたきり続きを書かず、お客様から

「あのお話の続きはどうなったの?」等の

ありがたい感想をいただいていたのもあり、

この新しい方のブログで続きを書いてみては?と妻に言われ

改めてブログにさせていただきました。


本来こちらのブログは皆様に「猫について」飼育や知識、

お悩みのご参考になる為に記載するものでしたので

「完全スルー推奨」と記載しておりました。


ですが書いているうちに、当時の事や今の猫飼育とのギャップ等も改めて感じましたので、昔のお話ではありますが、現在の猫ちゃんとの関わり方や飼育など皆さまそれぞれが何かしら感じてくれると大変嬉しいです。

それでは前置きが長くなりましたが最終章はじめます。


―――最終章


私が中学に入り、交友関係も一新し、生活スタイルも変わり

マイケルとの関わり方もだんだんと変化が出てきて…


その頃母は年齢もあり毎日働きに行く事も少なくなり

団地のガーデニンググループに参加し、庭?畑?に花を植えたり

野菜を作ったりして過ごしていました。

母と近所の人との交流に、マイケルも加わり本当に

地域猫のように周りに愛されてとても幸せそうに見えました。


それから月日は経ち


私が高校に入ってアルバイトをするようになり

自分で稼いだお金で「フェレット」を迎えたこともありました。

そのフェレットちゃんもマイケルほどではないですが

私にとっては「命の恩人?」と感じるような出来事もあったのですが、それはまた別のお話ということで、

マイケルはフェレットと散歩している私たちに挨拶はするものの、深く関わらない様にしてくれていたようでした。


更に時は過ぎ


母から「最近マイケルが帰ってこないのよ」と相談され

私もしばらく見てないな…と思いましたが

「またどこかに彼女作ったりしてるのかもよ?」

「そのうち帰ってくるでしょ」

なんて気楽な返答をしてました。


その数日後、当時の棟長などをされていた偉い方(通称Sさん)

とばったり団地で会い『最近マイケル見ないんですよね~』と

会話したんです。すると


「…やっぱり〇ちゃん(私の名前)には伝えておかないと」


と仰られて


「実はマイケルちゃん…車に轢かれたのよ」と


『ええぇ‼💦』慌てて手に持っていたバッグを落としました。


「もう一週間くらい前の話だけど…夜中にあそこの病院の前で轢かれて後ろ足がぐちゃぐちゃになったマイケルちゃんを見つけたのよ。で、たぶんおうちに帰ろうとしてたのか、前足だけでズリズリ這いずって団地の方に向かってたのよ。だから娘がこのままじゃ死んじゃうからって〇〇病院に車で連れて行ったのよ」


『え?え?』と、もう頭は真っ白でパニックになり、なんの話をされているのか分からなくて、走馬灯のように今までのマイケルとの生活やら思い出が頭を駆け巡りただひたすらボロボロ泣き崩れました。


「ごめんね。すぐに伝えようか迷ったんだけど、一応〇ちゃんのうちの猫じゃないってことになってるから…💦」


もう怒りたいのか悲しいのか訳が分からなくて

『どこに埋めたんですか?💦』と叫んでました。


「本当にごめんね。勝手なことして…娘も良かれと思って…」


『あああああぁぁぁ!』と泣いていると…



【来週には退院できるらしいから退院したら連れて行くわね】


『?????』


今にして思えば大変失礼なのですが💦

この人は何をいっているんだろう??と正直思いました


「あの子やっぱりすごい猫よね~。お医者さんはもう歩けなくなるって言ってたらしいけど、今は回復してびっこはひくけど歩いてるって!すごく瘦せたみたいだけど、最近はご飯もモリモリ食べてるってよ~」


もうこの日は感情が激しく揺さぶられすぎて、その後どうしたのかあまり覚えてませんが、とにかく母に伝えて二人でSさんのお宅へ行き何度も何度も頭を下げ感謝を伝えました。

もう二人で号泣と感謝でたぶん近所迷惑だったことでしょう笑


しかもSさんは「娘が勝手にしたことだから病院代とか気にしないで!」っておっしゃってくれて…


この人は神様なのか…✨


と思ったのは大げさではありません。

ちなみに母はそれ以降本当にSさんと仲良くなって、いつもお買物とか趣味を一緒にするようになりました。

団地の偉い人になると、それをやっかむのか嫌われるようになってしまうらしく、親友ができたとSさんも娘さんも大喜びしてくれ、私の仕事の心配などもしてくれる本当に人として尊敬できる方々でした。


そしてマイケルが退院し団地の下で私たちと再会すると

マイケルはぴょこぴょこ歩きで母の元へ行きゴロゴロ喉を鳴らしスリスリして、今度は私の所に来て、

ピョンとジャンプしてきました!

慌ててマイケルを抱えて、また大泣きして抱きしめました。


それからマイケルは母にベッタリになり、ジャンプが痛くて嫌なのか、あまり外へ出なくなりいつも一緒に寝てたりして過ごしていたそうです。


それから私は仕事の関係もあり団地から引っ越すことになり、

母はマイケルと一緒にいたいだろうから、と団地に置いて引っ越しました。


引っ越ししてからは数カ月に一度実家(団地)に帰ってましたが、その度にマイケルからは愛情のあるタックルとゴロゴロ喉鳴らしで歓迎してもらいました。



そして私が二十歳くらいの時

仕事場に母から電話が…


【いまさっきマイケルが…あたしの膝の上で亡くなったよ】


もう声になってない泣きながらの電話でした。


私も大粒の涙をこぼしながら


『そうか…ありがとう…マイケルは母ちゃんが大好きだったから…本当に最後までありがとう…』とマイケルになのか母ちゃんになのか分からないことをいいました。


マイケルの訃報を仕事場のオーナーに伝えたら

「え?ねこが死んだから仕事休みたいって?困るよ~」

「ねこでしょ?いやぁ~身内じゃないんだから、そんな理由じゃ無理だよ」


はい、私がこの職場を辞めようと決心した瞬間でした。


職場の同僚たちは「オーナーひどい!家族ですよ!私たちが代わります!」と言ってくれて、数日間お休みをいただきました。


母と私は動物葬儀場へマイケルを連れて行き

二人でマイケルに最後のお別れをしました。

母はマイケルのお骨を大事に大事に持って帰り、

それから毎日お水をお供えしてマイケルに話しかけてました。


「いつか私が死んだら、マイケルのお骨も一緒にお墓に入れてね」


そして…母が亡くなったあとにお寺さんにその事を告げましたが、そこのお寺さんには断られてしまいました…

今でも母の遺影の隣にはマイケルの写真とお骨を一緒に置いてます。


「私にとっては最高の【伝説の猫】でした」



――最終章・完―



はい、私の幼少期からのマイケルとのお話を読んでくださって本当にありがとうございます。


マイケルとの思い出が本当に素敵だったので、もう猫は飼うまい!と思っていたのですが…

その後私はブリーダーを志すきっかけになる【スコティッシュフォールドのコジロー】と出逢い一緒に生活するようになります。

そのきっかけはblogに綴っていますので、良かったら読んでみてください。


最後に改めて、時代背景や猫飼育のセオリーが今と違う事、それはダメだろうといったご指摘もあるかと思いますが…ノンフィクションなのでご容赦くださいませ。


フェレットとのお話やコジローの物語も読みたい方がいらっしゃればそのうち「三日坊主の私」がいつか書くかもしれません笑

その際はどうかまたお読みいただけますと幸いです。


貴重なお時間を割いてお読みいただき本当に感謝です。

※ちなみにブログの写真の猫は少し似てるけど別の猫ちゃんです




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